クラッチマスター熱対策(遮熱)の巻

 70スープラのクラッチマスターの純正遮熱板はなぜか半分だけしか覆ってくれていません。
 それは油量の確認やら液の色を確認するにはちょうどいいのかもしれませんが、やはりタービン交換車にとっては役不足であることは否めません。
 ままま号も例に漏れず、サーキット走行中にクラッチペダルが奥まで踏み抜けてしまい、ペダルが戻ってこなくなるという症状がたまに発生するようになってました。(^_^;)
 ちょっとクーリングすれば復活するんですけど、やっぱり危険ですもんね。

 ということでクラッチマスターの遮熱板を自作することにしました。

 用意したのは1mm厚のアルミ板。
 アルミじゃなくステンでもOK。厚みも0.5mm程度あればOKですね。
 これを12cm×12cmに切って純正遮熱板に取り付けます。ままま号のは溶接で固定したんですけど、穴を開けてリベット固定でも良いですね。

 最後に遮熱板全体を遮熱布で覆って完成!
 遮熱布は前回ブレーキライン遮熱で使った余りを使用します。
 これがまたピッタリ使い切れて満足!(^^)

 その後筑波サーキットを走ってみたけどクラッチペダルに関するトラブルは全くなし!
 これは効果アリってことですね。
 簡単にできて効果の高いDIY作業は嬉しいもんです。(^^)
 取り付け方法の詳細は下記のレポートを参照してください。


これが70スープラ純正クラッチマスター遮熱板。
右半分しか遮熱してくれません。(^_^;)
純正タービンならこれでも十分なのでしょうか?!
アルミ板を加工して反対側を覆うようにします。
この時ブレーキマスター遮熱板と干渉しないように加工する必要があります。
何度か仮組みしながら固定するといいですね。
ブレーキライン遮熱で余った遮熱布を有効活用! ※画像クリックで拡大
赤い部分が今回使用する箇所になります。
大きい切れ端は遮熱板をぐるっと囲い込むように巻きつけます。
これがまた図ったかのようにジャストサイズ!
小さい方の切れ端はクラッチマスター本体に巻きつけます。
完全に余りを出さずに全部使い切ることができます。(^^)
遮熱布を巻きつけるとこんな感じになります。
ポイントは切れ角の部分を覆うことと、クラッチマスター本体側を重点的に覆うこと。
クラッチマスター本体がフロントパイプに一番近いところですからね。
貼り付ける前にペーパー当てと脱脂は忘れずに!
遮熱板を取り付ける前にクラッチマスター本体への遮熱布貼り付けを実施!
念には念を入れて対策です。
意外にコレだけでも効果がありそうな気もしますね。
全部取り付けて作業完了!
もちろんフタの開け閉めに支障が出ないように固定してあります。
これでフロントパイプ周りの遮熱関連はほぼ完成ですね。
タービン交換するときはこの辺の対処をした上でアクセル全開したいところです。
おいらはいつも対処が後手後手になってますが。(^_^;)

満足度100%!


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