HPI製レーシングアクリルウィンドウ(リアクォーター&リア)取付の巻

 今回は、先日実施したドア側アクリルウィンドウの取り付けで時間切れとなって取り付けできなかった、リアクォーターとリアのアクリルウィンドウ取り付けのレポートです。

 取り付け方法は下記のレポートを見てもらうとして、ここでは取り付け後のインプレを主に書こうと思います。

 まず装着直後に走り出してみたら、その軽さ自体はそれほど体感できませんでした。しかし、大きな交差点で気持ちよく曲がるような時はリアの動きが違うのがよく分かりました。これはリアガラスのように高い所にある重量物が無くなったことで車体のロールが減ったから、、、だと思います。

 あと次に直線での体感ですが、若干トラクションが弱くなったかな?!って感じるようになりました。これはフロントヘビーのFR車でリアを軽くした結果としては仕方ないのかもしれませんが、ある程度予想はしていたのでそれほど気になりませんでした。(^_^;)

 それから、アクリルウィンドウは当然曇り取り用の熱線が入っていないというのもあってかなり透明度が高く、バックミラーで見た時にハッチを閉め忘れたんじゃないか?!なんて思っちゃう時があります(笑)。まぁその分、雨の日とか冬の寒い朝とかはちょっと辛いことがあるかもしれませんが。。。(--;)

 他に気になる所は、、、取り付けたのは湿気の多い時期にもかかわらず静電気がパチパチ凄かったってところでしょうか(笑)。これは全く予想していませんでした。冬になったらどうなるのか今から不安です。(^_^;)
 トラックのリアバンパーとかにぶら下がっている静電気除去用のひもでも取り付けようかな(爆)。

 最後に気になる軽量化度合いですが、リアハッチが純正11Kgに対してアクリルウィンドウ4Kg。クォーター部分が純正1.5Kgに対してアクリルウィンドウ0.5Kg。リア側合計で9Kg減です。その他細かい所では熱線の制御ユニットや配線も一緒に撤去したのでもう少し軽くなっているかもしれません。しかし、軽くなった重量と、取り付けにかかる手間と費用を比較すると、、、ちょっと割高かもしれませんね。。。(^_^;)
 なので、これは本当にサーキットで速く走りたいって人にだけオススメするメニューだと思います。街乗りメインならアクリルにしなくてもスペアタイヤを降ろしたりトランクに置きっぱなしの使わない荷物を降ろすことだけでも十分かもしれません。(^_^;)
 アクリルウィンドウに交換する前に、まずスペアタイヤを降ろした状態で走り回ってその挙動の変化を感じ取り、その効果を手に入れたいっ!と思えるかどうかが判断ポイントでしょうか。
 色々デメリットがあるけど、それでも俺は速く走るためにアクリルにしたいんだぁって人がいましたら、おいらは喜んでお手伝いします。チューニングしても街乗りしかしないような単なるクルマいじり好きやスペックオタクの手助けはしたくありませんからね(笑)。


まずはリアクォーターから。
汚れているのは洗車してなかったからです。(^_^;)
ガラスの周りについているモールを剥がしていけばOKです。
再利用するのでねじったり折り曲げないように注意。
クォーターガラスはブチルゴムでボディに固定されていました。
当然ブチルゴムは再利用できないので、事前に買ってきておく必要があります。
おいらは在庫が実家にあったのでラッキーでした。(^^)
ボディ側のブチルゴムをキレイに落としてから取り付け準備に入ります。
あと、この時にリアのスピーカー周りの掃除が出来ますのでチャンスですよ!(笑)
普段は狭くて手が入りにくいですが今なら楽チンです。(^^)
アクリルウィンドウを仮留めして、化粧塗装の枠に合わせて新聞紙などで覆います。
見た目を気にしないって人はこの部分の作業は不要です。
クォーター、リアともこの部分の作業を省けば作業時間は半分で済みます。
ちなみに業者さんに取り付けをお願いする時は別途費用が掛かるようです。
化粧塗装が終わって、元通りに取り付けたら完了!
ぱっと見た感じアクリルだと気付かない人も多いかも。
続いてリアウィンドウに作業が移ります。
これもウィンドウ周りのモールを外す所からスタートです。
ちょっと面倒ですが丁寧に外していけば一人でできます。
おいらは強引に引っ張ったので一部割れてしまいました。あとでキレイなのと交換しないと。。(^_^;)
あと画像を見て分かるとおりモールの所は泥が付着してました。
それとリアガラス下部のネジのところから雨漏りしていた跡を発見しました!!しかもサビが出ているし!
速攻で対処して一安心。ここで見つかってよかったです。(^_^;)
管理人まままのケツのドアップ!(爆)
ではなくて、リアガラスを運んでいるところです(笑)。
結構重いのでこうやって運ばないとつらいです。(^_^;)
リアガラスが無くなったままま号。
ちなみにリアガラスはシリコンで固定されていました。
これもアクリルウィンドウ取り付け前にキレイに剥がしておきます。
リア側も化粧塗装の準備。
面積が広いから新聞紙で覆うのもめんどくさいです。(^_^;)
そして塗装完了。
乾くまでの待ち時間を使ってボディ側のシリコンを剥がすといいかも。
リアのアクリルウィンドウの取り付け完了!
車内がかなり透けて見えますね〜。
取り付けはシリコンシーラントだけです。
自分で取り付けたのでちょっと不安でしたが、高速道路で走っても何とも無いので大丈夫でしょう(笑)。
いきなりリアウィンドウが吹っ飛んでいったら怖いです。(^_^;)
リアウィンドウを固定するのに使ったシリコンシーラント。
近くのホームセンターで700円くらいで買えました。1本で十分足ります。
クルマのアクリルウィンドウ固定用とか普通に置いてあるのを発見した時、まさにこれだぁ!って驚きました(笑)。

取り付け作業は丸一日で完了しましたが、冬場だとシリコンが乾くのに時間が掛かるかもしれません。
あと、助手が一人いると楽ですね〜。リアガラスを降ろす時は必須かも。(^_^;)
DIY満足度100%!


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