スピードメーターケーブル交換の巻 その2

 HP公開後から何気に評判のいいスピードメーターケーブル交換レポート。岡山のマサさんをはじめ、いろんな方に参考にしてもらっているようです。こういうのって嬉しいもんですね。(^^)
 おいらのスープラもその後特に問題なく動いていました。
 しかし、先日の筑波2000走行会が終わってから、またもやキュルキュルという音がしはじめました。
 10ヶ月ほど前にスピードメーターケーブルを交換した時は、今後のことも考えて万全を喫した耐熱対策を施していたにもかかわらず、またもやケーブルが切れました、、、。これには凹みます。(--;)
 しかし現実から目をそむけてはいけない!ということで、速攻でケーブルを外してみると、原因はすぐに判明しました。
 スピードメーターケーブルに巻かれている純正の断熱材のつなぎ目のところがプラスチックとなっているんですけど、そこが前回のように熱でドロドロに溶けていました。。。
 そもそも社外の断熱材を巻いているにもかかわらずなぜこんなことに?!ということで色々調べた結果、このプラスチックの部分はスピードメーターケーブルを車体に固定する部分と接触しているということが分かりました。
 つまり、固定金具は金属製なので熱を持ちやすく、さらに直接ケーブルと接触しているため、断熱材を被せていても熱の影響を受けやすい!ということです。

 原因が分かれば後は簡単!熱を受けやすい場所をさらに保護してやればいいだけです。(^^)
 その他の場所はダメージを受けてないから問題無しですからね。

 じゃあ、どうやって保護するか?!それは、外したばかりの純正スピードメーターケーブルの周りについている「純正の断熱材」を使用します!
 純正だからといって甘く見てはいけません。よく見ると結構頑丈で、社外の断熱材と遜色ない厚みの層となっています。
 これを剥がして新しく買ってきたケーブルに巻きつけます。取り付けも手で締め付けるだけなので簡単!(^^)
 外した純正パーツを流用するお手軽チューニングです(笑)。これは1JZ純正インタークーラーを流用する時のパイピング作成の時と同じ感覚ですね。(^^)
 これからスピードメーターケーブルの交換をする方は、外したケーブルの断熱材を再利用しましょう!そのまま捨てちゃうのはもったいないですよ〜。もう交換済みの方も、ゴミ箱をあさったらまだ残っているかも?!
 
今回購入したパーツは以下のとおり。部品代は、平成18年11月時点の定価(税別)です。
 ※あくまでも「定価」ですので、値段の高い安いの指摘はご容赦願います(笑)。最近その手の質問が多いので。(^_^;)
  過去のレポートについても同様です。

 ・ケーブルASSY(83710-14781)       3890円 (長いケーブル)
 ・ケーブル(83710-14800)            450円 (短いケーブル)
  ↑ 前回購入時よりも値上げになってることに注目!!


ここが問題の熱で溶けたプラスチック部分。
ここが弱点だったのです!(^_^;)
車体から出ているツメをこの部分に引っ掛けて固定するので、高温度が直接触れることになります。
まず、新品のスピードメーターケーブルの断熱材をずらします。
接着剤のようなものがついていますが、よじりながら引っ張れば簡単にずれます。
外した古いスピードメーターケーブルについている断熱材を被せます。
この時、プラスチック部品はニッパーなどで切り取ってしまいます。
別にプラスチック部品が無くてもちゃんと固定できますので(笑)。
元プラスチック部品があった場所は断熱材がちょうど二重に被さるようにすると、更なる保護になります。
そして最後に社外の断熱材を巻きます。
これで完璧!(笑)
ちなみに、この後また筑波2000を走りましたが、ケーブルが切れることはありませんでした。(^^)

あとそれから、ケーブルが熱で切れたときは内部のワイヤーが全体的にねじれてしまうので、
長い方と短い方の両方のケーブル交換が必要になります。
そんなに高いものじゃないから保険程度に全交換した方が無難ですね。

満足度100%!


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